こんにちは、ボクはこの前までアメリカに留学していた人です。
今回はボクが実際に留学生活で経験したことを元に、アメリカのドラッグ事情について書いていきたいと思います。
筆者について
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アメリカ人にとって大麻とは?
アメリカには大麻が合法な州がいくつかあります。そしてボクが留学に行ったところは大麻が合法でした。
留学生用のオリエンテーションで早速「この州では大麻合法だけど寮内では吸わないでね」などと言われましたし、、
日本で「大麻」と聞くとダメ。ゼッタイ。みたいなイメージかと思いますが、アメリカで大麻してる人なんてうじゃうじゃいます。
なので以前のルームメイトに聞いてみました。
「あなた(アメリカ人)にとって大麻とは?」
(もうビールみたいなもんじゃない?仕事から帰って一服みたいなさ)
ほら、軽ーいノリで大麻すってんすよ彼らは!!!
大麻を勧めてくるルームメイト
そう、彼もやってました。笑
ボクがアメリカで21歳の誕生日を迎えた日、ルームメイトはボクに「大麻やってみるかい、、?」と言ってきたんですがボクは断りました。
※ちなみに酒と大麻は21歳からです。
↑その時の写真
普通にやばいドラッグをやってた中国人
ボクを含め6人でクラブに行った時の話です。フロアの端っこにあるソファーに座っていると、横に座っていた友達の中国人が手に何か黒いものを持っているではありませんか。
それをボクに見せるなり、「ドラッグなんだぜ、DMT。キマってるなう。」
笑っちゃいましたね。コワイコワイ
ドラッグで病院に連れて行かれたルームメイト
彼は大麻だけにとどまらず、他のヤツもやっていたらしい。。。
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> そう、彼は生粋のジャンキーだったのだ!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y
学期末の試験も終わり、多くの寮生が実家や祖国に帰る中、ボクのルームメイトも御多分に漏れず部屋の片付けをしていたある日、彼はマジックマッシュルームを食べていました。(普通じゃない)
そしたらその夜、部屋に警察と寮のボスが来て、そのまま病院に連れて行かれましたw
彼が寮内を徘徊している時に、明らかに様子がおかしかったのか誰かが通報したのでしょう。
次の日、病院から帰ってきた彼に「大丈夫、、、?」と言うと、決まりが悪そうに「うん。」と一言。
それが彼との最後の会話です笑
(※彼は生きてます)
コロナ禍で変わったこと
コロナ禍のアメリカでは、ドラッグで亡くなる人の数が増えているそう。
CDCのデータによると、昨年に薬物の過剰摂取で死亡したアメリカ人は、前年から30%近く増加していた。
専門家たちは、一部の薬物がいかに致命的なものなのかを示していると指摘。また、新型コロナウイルスのパンデミックが社会に与えた破壊的な影響もうかがえるとした。
合成オピオイドのフェンタニルの普及が、死者の急増の一因とみられる。フェンタニルはヘロインの約50倍強力だと言われている。
専門家によると、薬の売人はストリート・ドラッグ(違法薬物)に医薬品のフェンタニルを加えて、薬の効果を高めているという。
また、新型ウイルスの感染拡大による孤立感や孤独感も、薬物による死者数の増加の一因となっているとされる。
(薬物過剰摂取による死者、コロナ禍で過去最多に アメリカ – BBCより引用)
上の記事のコロナ禍による孤立感や孤独感も死者数増加に影響しているというところが個人的には引っかかりました。
なぜならボクのルームメイトは普段からうつの症状があり、抗うつ剤を服用していたからです。
やはり人は悲しくなったり虚しくなったり、気分が沈むとドラッグに手を染めてしまうのでしょうか、、、
そもそもアメリカで処方されるうつ病に対する薬には大麻や、その他のいわゆる”ドラッグ”と呼ばれるものも含まれています。
そして、彼らの中の貧困層に当たる人たちは、医師から処方される薬を正規ルートで手に入れることができなくなり、ストリートで売人から買うようになる人も。
しかしそれらのストリートで売っているドラッグはやはり医療品とはかけ離れており、確実に彼らの体を蝕んでいきます。
これはただ単に、コロナで寂しい人が増えてそれによってドラッグによる死亡者が増えたよ!という簡単な問題ではないのです。
ここに絡んでいるのは医療費問題、貧困問題、社会インフラ問題など様々な闇の部分。
留学に行く人が気をつけたいこと
留学生がそこまでディープなドラッグに出会うことはないと思いますが、大麻などは往々としてあるでしょう。
もちろんあなたが21歳以上で合法の地域に住むのなら、使うか使わないかは自由です。
しかし、嫌な時はちゃんと断ることが大事。
断ったからと言って友達の輪から外されるようなことはまずありませんし、そんな関係ならそもそも友達じゃないです。
あと、そのようなパーティー会場でブラウニーやクッキーをもらうのも危険かもしれませんよ。
実際ボクの周りであったことなのですが、普通のクッキーかと思って食べたら大麻入りのやつだった。みたいなこともありましたから。(一番タチが悪い)
まとめ
アメリカは良くも悪くも日本という国とは全く違います。
その国にはその国の常識があります。それを知らずに異国に行くのはとても危険なことです。
大事なのは自分で情報収集をしっかりすること。
では。
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