耳をかっぽじって聞きな、
家があって食べるものがあることは、この上ない幸せなんだぜ。。。
筆者について
- そこら辺の大学生
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英語学習が大好きで、ずっと夢だったアメリカ留学。大きな期待や希望を抱いて、いざアメリカ入国。
さまざまな国から来た他の留学生とも仲良くなり、「ダウンタウンに行こうぜ」と散歩に出かけた際にたくさんのホームレスの方を見かけました。
普通に生活しているといい面ばかりが見られがちなアメリカですが、今回は見たことを正直に書いてみます。
ほんとにいるんだ。。。
まず留学生オリエンテーションの際に、インストラクターの人から
「この街は穏やかな人や優しい人が多いんだよ、でもホームレスの人たちがいるのも現実だ。もし、彼らから話しかけられたり、お金をせびられても絶対に渡してはいけないよ。」
みたいなことを言われました。
そんな話に続き、銃やドラッグの話。。。
濃ゆい。
でもこれが「アメリカなのかあ」と思いながら、国が違うとこんなにも住む世界は違うんだということを早速実感していました。
その後、同じオリエンテーションに参加していて仲良くなった留学生たちと(インド人とネパール人)街を散歩することにしたんです。
キャンパスを出てしばらく歩くとモーフにくるまり道端に座るホームレスらしき人を早速発見。
「ほんとにいるんだね」と言いながらしばらく歩き、帰り際にバーガーキングに寄ることにしました。
なんとそこで私たちが目にしたのは大勢のホームレス達の姿だった。
ボロボロの服を着た彼らのせいなのでしょうか、
ハンバーガー屋さんなのにテーブル席のあたりは鼻をツンと刺激するような匂いが漂っていました。
みんなで会計を済ませ、やる気のない店員さんからハンバーガーをもらうと、
ホームレスの集団の方から一人の大柄な男が僕らの方に近寄ってくるなり
「俺にハンバーガー買ってくれない?」って言ってきたんです。
そのときは「いや、む、、無理です。。。」みたいに言いました、ちょー怖かった。
その後、おばさんからも話しかけられました。
「君らどこからきたの?」って
ちなみにそのおばさんからはアルコールの匂いがぷんぷんしていました。
結論、バーガーキングはアメリカの縮図。
その数
米国住宅都市開発省(HUD)の2019年ホームレス評価レポートによると、2019年のアメリカでは56万7,715人がホームレス状態を経験したと発表しています。
全体の人口が3億2千万以上(2018年時点)であるため割合としては約0.17%ですが、それでも50万人以上のホームレス状態の人がアメリカにいるという事実は衝撃です。
少し昔のデータにはなりますが約57万人もの人がホームレスを経験したことがあるそう。
一方日本はと言うと、、、
全国で4,555人のホームレス状態の人が確認されています。
2019年の総人口は1億2,614万4千人なので、その割合は約0.003%です。
割合を見たら一目瞭然ですね。やはり日本のホームレスの数はアメリカに比べると圧倒的に少ないことがわかります。
ボクは生まれも育ちも日本ですが、ボクが見たホームレスは今までに一人ですね。地元にそこそこ有名な方が一人いらっしゃいます。
逆にホームレスの方が地元で話題になると言う時点でいかにその地域にはホームレスがいなかと言うことがわかるでしょう。
アメリカではなぜホームレスが多いのか?
近年アメリカは景気が良くなっているのに、なぜホームレス問題はこれほどまでに解決に至らないのでしょうか。
自分なりに調べてみました。
そこにあったのは資本主義の闇。
景気が良くなる
↓
物価とか家賃が上がる
↓
今までホームレスだった人たちが家を持つことのハードルがますます上がる
&
低所得で働いている人が家賃を払えなくなり、ホームレスになってしまう
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> This is資本主義大帝国アメリカ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
富裕層と貧困層の格差がすんごいことになっているんですね。。。
ちょーざっくりですみません。
まとめ
ついこの間大雪の日に「わーい雪だー!!!」とはしゃぐインドの友達と一緒に学校の周りを散歩した時にも、道端のベンチにボロボロのモーフにくるまってじっとしているホームレスの方を見かけました。
これがアメリカの実情なのですね。ずっと日本にいたらこの光景は目にすることはなかったのだろうなと思います。
と同時に、日本に生まれて、決して裕福な家庭ではないですが、ちゃんと家があって食べるものがあって、教育を受けて留学までできている自分はなんて幸せなのだろうかと言うことに気付かされましたね。。。(アメリカでは家族ぐるみでホームレスになることも往々としてあるらしいです)
今まで普通だと思っていたことが、他の人にとっては普通ではないんです。
ボクの価値観を押し付けたくはありませんが、少なくともボクは日本に生まれてよかったと思っています。
それはこのアメリカの現状を見たからと言うだけではありません。他の国から来た留学生と話してみると、やはりボクの生まれた国は色んな意味で豊かなんだなと思わざるを得ませんでした。
おわり
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