
大学で TOEIC のIPを受けなきゃいけないんだけど、そもそもIPテストってなに?

公開テストとの違いをわかりやすく解説していきます!
一般的によく受験されるTOEICのListening & Reading Test には二つの種類があります。
それが公開テストとIPテスト。
一般的なイメージとしては、公開テスト=公式、IPテスト=非公式みたいな感じ?

実際どうなんだろう。。。?
今回はそれぞれにどのような特徴があるのか比較しながら解説します!
筆者について
- そこらへんの大学生
- TOEIC865点
- 英検準一級
- 留学経験あり
- 英語学習とは永遠の愛を誓った

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①個人で受けるか、団体で受けるか
TOEIC 公開テスト
TOEICの公開テストは個人でお金を払ってネットなどで申し込み、個人で受験をしに行くタイプ。会場は大学だったりホテルだったり自治体によって色々。受験日の2週間前までに受験票が家に届くのでそれを持って受験をしに行きます。
TOEIC IPテスト
一方、IPテストは公開テストとは異なり、団体で受けるタイプになります。
どういうことかと言うと、大学や企業が主催者となり、その団体に属する人たちに気軽にTOEICを受けてもらおうというものになります。大学や企業で受験者が10人以上集まれば試験を開催することができ、試験監督者もその団体の者が行うことになります。
②新しい問題か、過去問の使い回しか
TOEIC 公開テスト
ETSが主催する公開テストはその度に新しい問題が作られます。
試験終了後に問題用紙も回収されるので、過去問と言うものが市場には出回っていません(韓国にはあるらしい)。
TOEIC IPテスト
一方、IPテストの問題は公開テストの問題の使い回しになります。200問そっくりそのまま出るらしいですよ。
なので公開テストと難易度の差があるかと言われればなさそうですね。
④結果はいつ発表されるか
TOEIC 公開テスト
TOEIC公開テストの場合は、試験終了後3週間後にオンラインで結果が公開され、試験終了後4週間後に公式認定証(写真と名前が入っている公式のスコアレポート)というものが郵送されます。
TOEIC IPテスト
IPテストの場合は試験終了5日後に結果が出ます。ネットでも結果を確認することができるようです。
IPテストでは公式認定証を受けることができず、公式認定証の代わりに、リスニングとリーディングのスコアと主催団体が掲載されているスコアレポートが発行されます。
③受験料は?
TOEIC 公開テスト
近年コロナウイルスの影響で、感染予防策実施のための資材費、人件費等がかかるようで、それに伴ってTOEICの受験料も値上げの傾向にあります。
公式サイトによると2021年10月実施回より値上げするそう。
TOEIC IPテスト
基本的に公開テストよりも安く設定されますが、IPテストの受験料は実施している団体によって違うので、もし気になるのならば一度問い合わせてみるといいでしょう。
IPテストの結果は履歴書にかけるのか?

せっかく頑張って受験したんだから履歴書に書きたい!
これまでの説明から、皆さん気になる所だと思います。
結論から申しますと、ほとんどの場合かけます。
下の図を見てください。
(英語活用実態調査2019(企業・団体)より引用)
採用時、昇進時のどちらを見てみても公開テストとIPテストを区別してどちらかでしか評価しないという企業は少数派だということがわかりますね。
約7割の企業で、公開テストとIPテストの両方とも評価対象だということです。
以上、今回は公開テストとIPテストの違いについて解説しました。
この世の全てのTOEICerに少しでもお役に立てたら幸いです。
では!
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